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平成24年11月 秋号


新任の挨拶 小島和晃先生

皆様、はじめまして。平成24年9月からお世話になっております。簡単な自己紹介を兼ねてご挨拶させていただきます。
生まれは東京、育ちは神奈川で首都圏から一歩も出たことのない都会っ子でした。結婚して子供が生まれてから、妻の実家が静岡にあるので夏休みや年末年始になると度々遊びに来ていました。来る度に、静岡の豊かな自然に囲まれ、ゆったりと時間が流れていく環境に憧れていました。子供の教育のためにも必要なものはそろっており、都心のような細々とした公園ではなく、広々とした空間で思い切り暴れまわってほしい。近頃はそんな夢が実現しております。
我が家でのマイブームがサッカーです。僕自身少しやっていたこともあり、長男は3歳からやっています。次男はまだ5カ月なのでまだボールを蹴るには速いですが、赤いボールを日々舐めまわして成長しています。長男は今年5歳になり、今ではサッカーが大好きで、朝幼稚園に行くまで少し時間があると「パパ!やるよ!」と言って和室でボールをバカスカ蹴っています。階下の住民には朝っぱらから誠に申し訳ないのですが、今のところ苦情は来ていないので好きに暴れてもらっています。
最近では日本サッカーも世界での評価を上げており、海外に挑戦する選手が増えています。特に、インテルミラノの長友佑都やマンチェスターユナイテッドの香川真司などヨーロッパのビッグクラブに移籍する選手も出てきました。日本人としてはとても嬉しいことです。しかし、依然として日本とヨーロッパのレベルの差は明らかです。何がそこまで違うのか!?子供にサッカーを教える立場になって気付いたことがあります。それは育成年代の違いです。日本のプロサッカーリーグとしてJリーグが発足したのが1993年。まだ20年も経っていないですね。それに比較して、サッカー王国であるスペインのリーガエスパニョーラは1928年に発足しているので80年以上も経っています。まるで人生経験豊富なおじいちゃんと勢いだけの青二才です。スペインでは経験豊富なだけあって、各クラブチームの育成機関がしっかりしています。俗に言うカンテラ組織です。小さいころから寮に入り、仲間と切磋琢磨しながら成長していく。そこにはサッカーのみならず教育に必要なものはなんでも揃っていると聞きます。日本とは規模が違いますね。日本でも最近でこそ色々なサッカースクールができて、海外のトレーニングを取り入れる傾向が出てきましたが、まだまだサッカー発展途上国です。日本がワールドカップで毎回のように掲げるベスト4という目標に近づくにはさらなる育成システムの充実が望まれます。
 話がだいぶそれましたが、息子とサッカーをしていると色々なことに気付きます。ボールの蹴り方を教える時に、「こうやって蹴るんだよ。」と優しく伝えても大人の言うことなんて聞きやしません。好き勝手バカスカ蹴り始め、こっちが段々いらいらしてきて「違う!こうだって!」なんて言ってしまえば、「つまんなーい!やめる!」と言ってどこかに行ってしまいます。子供は楽しくなければ絶対にやりません。仕方ないので放っておくと、自然と大人の蹴り方を真似して上手になっていきます。指示されることは大嫌いなのに、真似することは大好きですね。模範となるような動きを繰り返し、真似してできるようになるまで辛抱強く待ちます。これは日々の日常生活にも応用できます。子育てとはどこか精神療法にも通ずるものがあるなと思いながら、毎日奮闘しています。
自己紹介のつもりでしたが、大部分サッカーの話になってしまいました。赴任してから間もなく、まだまだ至らない点も多いですが、皆様今後ともどうぞよろしくお願い致します。

病院機能の紹介(地域連携推進室)

当院の訪問看護は、看護師3人と精神保健福祉士5人のスタッフ構成となっており、各職種1名ずつで患者様1人を担当する2職種体制を基本としています。
 患者様が地域で安心して自立した生活が出来ることを目的とし、患者様にあった方法をご本人・ご家族と一緒に考え実践してゆけるようにお手伝いをしています。病状への対処方法や服薬が継続できる方法など、日常生活での解決方法を一緒に考え実践し、評価する作業を繰り返しながら、その方にあった生活スタイルを築き上げてゆきます。
 平成24年8月末現在、当院では53名の方が訪問看護を利用し、様々な工夫をしながら皆さん頑張って地域生活を続けています。生活上のいろいろな心配や不安をかかえながらも、地域で実際に生活することで本来持っている「生きていく力」を発揮し、一住民として生き生きと生活している姿を見るとこれが本来の姿なのだと驚くことが多々あります。生活していると色々なアクシデントにぶつかり、生活が上手く出来なくなったり、病状が悪化することもありますが、貴重な体験として捉え、また個々の生活スタイルを築き上げていく過程と考え、今後の生活に有効に生かしてゆけるよう振り返りながら、時間をかけて応援してゆきます。 
患者様それぞれに、長所や特技・好きな事・得意な事など「強み」となるものが必ずあります。それを生かすことがその方らしい前向きな生活を送る大きな原動力となります。患者様の「強み」を引き出し、それを生活にどのように活かしていくは訪問看護の大きな役割の1つであり、やりがいの1つでもあります。
 地域での生活を支えようとする精神科医療福祉の流れの中で、支援の一つとしての訪問看護は今後も需要が増えるものと予想されます。利用患者様が増えるにつれ支援内容も多様化しています。お1人お1人に適切で迅速な支援が提供できるよう、知識と技術の向上を目指し日々努力をしています。関連機関とも連携を取り、お1人お1人の生活を大切にサポートさせていただこうと考えています。訪問看護を通して、人として患者様から学ぶことも非常に多く、感謝すると共にこの仕事ができることをとても嬉しく感じながら今日も静岡市内を回りに行きます。

1病棟 服薬ミーティング

9月に「下剤」をテーマにして、患者様と看護師が一緒になって話し合う服薬ミーティングが行われました。4~5人のグループになり、話し合いや発表の後、実際に薬を見ながら看護師の説明がありました。患者様は、下剤の上手な使い方に関心がある方が多くいて熱心に聞かれていました。患者様からは「名前は知らないけど、飲んだことあるよね。」、「分かりやすかったよ。」など、好い評価を頂きました。これからも、患者様が興味を持てるようなミーティングを実施していきたいです。

デイケアキャンプ

 8月1日、2日にキャンプに行ってきました。今年は梅ヶ島キャンプ場を舞台に夏を満喫してきました。天候は良く、晴れでしたが森林の中は涼しくて、非常に過ごしやすい日和でした。
 1日目、午前中に食料などの買い出しをして、病院にて昼食を頂いた後出発!ゆったりとしたペースでスタートしました。梅ヶ島キャンプ場に着くと、まずテント設営をしました。去年よりも手際が良く、あっという間に完成したテントに「あれー、去年より楽だー」と言うメンバーさん。その姿を見て「一度経験しているって、すごいことだなぁ」と感じました。その後、ハンモックを吊ったり、まったりと過ごしたり、突発的にキャッチボールが始まったりと、薫製の準備をしたり、釜を作ったりと楽しい時間を過ごしました。夜のメインディッシュは「夏野菜カレー」と「バーベキュー」。飯盒でごはんを炊いてバトルしたり、火おこしに苦戦したりしました。しかしキャンプとは不思議なもので、苦労すること自体が楽しく、また、苦労したからこそ、ご飯がいつもの10倍以上美味しくなってしまうのでした。夜は、近くの民宿「志むら」へ行き温泉にはいりました。梅ヶ島温泉特有の少しヌルッとするお湯がとても気持ち良かったです。夜は皆の語らいの時間。気持ちの良い夜風、程良いランプの明かり、自然は人を素直にします。他愛もないことから、深いことまで。話は尽きずに夜は更けていきました。
 2日目の朝食は前日の残り物。しかし!キャンプではこれがまた美味しいのです。梅ヶ島キャンプ場はチェックアウトの時間が早い為、食後に少し休憩した後に片付けを開始して10時にはチェックアウトし、病院に戻りました。
これまでのデイケアキャンプと比べると、参加者は少なめでしたが、その分、個人個人の役割が明確となり、各々が自覚して動くという経験ができた、という感想が多く聞かれました。心地よい疲労感といっぱいの充実感。得る物が多いキャンプでした。

OT1日外出「バーベキュー」

 9月25日にOTの1日外出として黒川キャンプ場にバーベキューに行ってきました。
 行く前からバーベキューの食材と調理の担当をみんなで決め、前日には買出しと下ごしらえ、鉄板や炭などの準備を行いました。買出しでは人数分のお肉や野菜、お菓子やジュースを買いました。みんなで15人前ほどの荷物を力を合わせて運びました。下ごしらえは、みんなで分担して野菜を切ったり、鉄板などの重い荷物を運んだりしました。
 いよいよ当日。雨を気にしていましたが、どうにか降らずに出発。バスで1時間ほど走った山奥に黒川キャンプ場があります。着いてすぐに車の荷物を運び出して、早速火起こしから始めます。なかなか火が着かず一生懸命うちわで扇ぎました。
 火が着いたら直ぐに調理スタート。あつあつの鉄板にお肉と野菜を載せます。ジュージューいい音と香りがしていました。お肉と野菜を焼く担当のみんなは、火が強くてお肉から目が離せず「熱い熱い!」と言いながら一生懸命ひっくり返していました。焼そば担当のみんなも、焦げ付く鉄板に悪戦苦闘しながらそばを炒めていました。
 出来上がった焼そばとお肉をみんなでお腹一杯食べました。ちょっと焦げていたり、かたくなってしまったりしていたものもありましたが、自分たちで作ったものを自然の中で食べるととっても美味しく感じました。
 食べ終わると近くのハイキングコースを歩きました。コースの奥に滝があって少し険しい道でしたが自然の中だと楽しんで歩けました。
 そのあと少し休憩をして、みんなで片付けをして帰りました。みんな帰ってくるとぐったりと疲れていましたが、達成感が満ち溢れていました。
 全員の感想で一番多かったものはやはり“楽しかった!!”が一番多く聞かれて、とってもいい思い出ができました。

楽器のあれこれ

 今回紹介する楽器は、樹脂製のポケットサックスというサキソフォンでもクラリネットでもなく、ましてリコーダーでもない楽器です。写真を見ますと、この楽器はテナーサックスのリードを使っています。もともとは、ハワイのマウイ島に住む音楽家ブライアン・リー・ウィットマンが最初に考案した楽器がポケットサックスの前身にあたるものです。こちらは竹製です。こういった楽器ですが、なかなか音を出すのが難しく、音程もとりにくいようです。こんな楽器もあります。

3病棟 夏祭り

 2012年 8/17 8/24 3病棟 夏祭り
 当日は早くから法被を着て音楽に合わせて踊りの稽古、太鼓の練習と開始時刻が待ちきれない様でした。輪になり嬉しそうな笑顔が見られ、普段自室で過ごすことの多い患者様もこの日ばかりは別人の様に輝いて見えました。皆一生懸命に踊り、音楽に合わせ太鼓を叩き、汗を流した後のフルーツポンチ作りは殆どの患者様が参加し、自ら器を持ち、寒天、フルーツ、餡子の順に入れて、美味しそうに召し上がっていました。また、魚釣りゲームでは釣れた魚の種類により景品(お菓子)が渡され、中には「はずれ」もありと通常とはまた別の楽しい時間が過ごせた様でした。
 
 患者様の声:盆踊りはとても楽しかった。来年はアイスクリームが食べたい。
         良かったので来年もやりたい。太鼓を何年振りかに叩き楽しかった。

4病棟 夏祭り

 今年届いたスイカはとても大きくて数名にてスイカ割りに挑戦するも、なかなか割れず賑やかに応援者の声も飛び交いました。スイカの大きさに対し叩く棒の方が細かったようです。大勢がスイカ割りに挑戦するが割れることは無く、何ヶ所もヒビが入ったスイカ割りになりました。
 楽しく笑いがこぼれるスイカ割りでした。スイカはとても甘く用意したスイカはたちまち患者様の腹の中に入り、もっと食べたかったと言う声も聞かれました。