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平成25年1月 冬号


新年挨拶 院長先生

 明けましておめでとうございます。本年も皆様にとって良い年になりますように心からお祈りいたします。
 今年の元旦はとてもきれいな富士山が見られました。私は熱海の来宮神社に初詣に行きましたが、今年は例年になく大勢の参拝客であふれていました。
 皆さん今年こそ良い年にしたいとの思いが強いのでしょう。昨年はまだ大震災や原発事故から立ち直れず政治も経済も外交もすべてが大荒れの一年でしたから今年こそは平和で安定した良い年になることを願っていたと思います。
 昨年暮れの選挙でまた政権が代わってしまいました。今度の安倍総理大臣の基本方針は景気対策や脱デフレ対策が中心で特に公共事業に大きな予算を付けようとしています。そのおかげで福祉や障害者対策が後回しになり取り残されるのではないかと私は心配しています。たとえ政権がどう代わっても社会的弱者にやさしい日本であって欲しいと願っています。

溝口明範先生院内研修

11月28日に、テーマ『これからの精神医療』について溝口明範先生による院内研修会を行いました。

病院機能の紹介~1病棟 看護部~

 当院の一階に位置する1病棟は男女混合の開放病棟です。便利な周辺環境と緑あふれる中庭を自由に行き来でき、心身ともにゆったりとリラックスできる開放的な環境を整えています。スタッフは看護師15名と看護助手11名、人生経験豊かなベテランと知識豊富な若手が、日々患者様と向き合っています。回復期を迎え退院準備をされる方、うつ病などで休養を必要とされている方、退院先がなかなか決まらず長期入院に至っている方など、患者様は様々な背景を持って入院しておられます。
 精神科医療において入院期間短縮と地域支援が重要視されている今、建物の中における治療・看護の意義が常に私達に問われており、地域との連携を図ることに加えて、精神科病院や病棟が担う役割を再検討すべき時代が到来しています。自宅や会社といった現実社会から一旦離れ、安心してゆっくり休める場所。規則正しい健康的な生活習慣を取り戻すための場所。家族に甘えず自分自身と向き合い苦しくても逃げ出さないための場所。円滑な対人関係と適切な距離感を学ぶための場所。退院に向けて少しずつ心と身体の準備を整えていく場所・・・。
 私達スタッフは、病院という資源を最大限有効に使って頂き、その人らしく主体的に生きるための支援がしたいと考えています。柔らかに強制感を伴わずに、患者様自身が「医療に助けられたけど、自分に力がついたから良くなった」「病院から出ても、そろそろ大丈夫」と思えるような場所でありたい。スタッフは、ひとり一人の患者様の可能性や選択肢を増やし、患者様やご家族の主体性(自分達はどうなりたいのか)を無理なく引き出せる存在でありたい。病気は患者様の一部であり全てではないことを念頭に、ともに困ったり悩んだりしながら現実と向き合っていく過程に、寄り添っていきたいと思っています。
 そして患者様が自らの意思で一歩を踏み出した時、それは私達スタッフにとって大きな喜びであり、誇りです。患者様ひとり一人が自分らしく生きていると実感できる日が来るように、私達はそっと見守り、応援し、伴走していきます。

1病棟防災訓練

10月30日、防災訓練を行いました。地震と火事が起きた設定で、避難誘導や消火器訓練などを行いました。患者様も積極的に参加されました。訓練で見つかった課題や教訓を活かして、万が一に備えて行きたいです。

2病棟クリスマス会

 気温がだいぶ下がりあっと言う間に12月。この時期になるとTVでもクリスマスの話題が多く、患者さんもそのことを気にして質問する方が多くいらっしゃいました。中にはスタッフにクリスマス会の日程を確認してから外泊の予定を立てる方もいました。
 今年は患者さんにクリスマスツリーの準備からしてもらい、皆さん協力してあっと言う間にクリスマスツリーは完成。電源を入れLEDが点くと「きれいだね」と患者さんも微笑んでいました。
 メインのクリスマス会ではビンゴ大会です。いざクリスマス会となると、いつもの病棟レクリエーションより皆さん早めにイスを並べて準備をしてくれました。今年のクリスマス会では、患者さんからみんなに何かプレゼントが欲しいと希望があり、全員分のプレゼントを用意させていただきました。ビンゴ大会が始まると「リーチ!」「全然当たらないよ!」と様々な声が上がり皆さん楽しんでいただけたと思います。また、ビンゴのルールが分かり難い方にも患者さんどうしで協力する様子も見られました。
 最後は毎年恒例のクリスマスケーキを皆さん笑顔で食べていました。四季の変化をこのクリスマス会を通して実感できたのではないでしょうか。

スポーツ交流会

 去る11月16日に静岡市中央体育館にて『静岡県中部地区精神障がい者スポーツ交流会』が開催され、我が溝口病院デイケアのメンバーさんも大勢参加してきました。
 スポーツ交流会の内容は、午前は卓球大会、午後はフットサル(ミニサッカー)体験。午前の卓球大会では、この日のために一ヶ月ほど前からプログラムの一つとして卓球練習を取り入れ、少ない時間ながらも皆さん練習に汗を流し意気込みは十分でした。
 トーナメントでは我がデイケアのメンバーさん同士で戦うという試合も何度かありましたが、参加したメンバーはそんな境遇や緊張にも負けず、練習の成果を十分に発揮して自分の力を出し切っていたようにみえました。そして、激戦に次ぐ激戦の末、今年は優勝者と3位入賞者が我が溝口病院デイケアのメンバーさんという輝かしい成績となりました。応援に来たメンバーさんもおり、観客席では応援旗やメガホンを片手に大声を出して力いっぱい声援を送り、みんなで一丸となって大会に臨んでいたように見えました。参加されたメンバーさんの誰もが、勝っても負けてもとても良い表情を浮かべていました。
 午後のフットサル(ミニサッカー)体験では、デイケアで行っていない競技ですが、サッカーには馴染みのあるメンバーさんも多く、普段スポーツプログラムに参加しないメンバーさんもフットサルには多数参加されました。体験した内容は、始めに念入りな柔軟体操、足の裏でボールを操るフットサルならではのパス回し、パスカットの練習やパスからのシュート練習を行いました。その後はいよいよ試合。試合時間は体験のため3分間と短く設定したものでした。サッカーとはルールやコートの大きさなど少し異なるものでしたが、『サッカーの街、静岡』という事もあり、すぐに慣れたようでした。デイケアではみられない機敏な足技を繰り出すメンバーさんもおり、普段実施しない競技であった事で隠された一面が見られました。プログラムで実施しているソフトバレーや卓球などより、少しハードな内容でしたが、体験終了後はみなさん心地よい疲れの表情を浮かべていました。
 今回のスポーツ交流会では、みなさんが普段行う活動では見られないような活躍がみられてスタッフとしても大変良い体験をさせて頂きました。参加されたメンバーさん、応援に来てくれたメンバーさん本当にお疲れ様でした。

病棟OT紹介

創作プログラム(塗り絵・アイロンビーズ)

 今年9月から始まりました『病棟OT』の紹介です。
 午前の時間帯に各病棟へOTスタッフが入り、各種プログラムを行っています。
 患者様の参加は自由で、診察・入浴などによる途中参加・退席なども自由です。
『スタンプカード』を実施しており、参加された方に押印し“10個”集まると患者様の希望を伺い、景品をお渡ししています。
(靴下・手袋・コーヒー・ココア・羊羹・チョコレート菓子など)

*実施日:1病棟 火・金
     2病棟 月・木・個人プログラム
     3病棟 月・木
     4病棟 火・金

*時間:9:30~11:00

*内容:ストレッチ・スポーツ・身だしなみ・創作・DVD鑑賞
レクゲーム(風船バレー・ビッグダーツ)など

楽器のあれこれ

 今回紹介する楽器は、以前紹介したウクレレの変わり種です。ウクレレには、ソプラノ、コンサート、テナー、バリトンという大きさに分かれます。
 写真のウクレレは、テナーサイズのもので、エレキウクレレです。ボディの横にアンプが付いています。エレキギターは一般的ですが、エレキウクレレは、まだまだ、珍しいですが、フェンダーやアイバニーズといったギターメーカーもエレキウクレレを製造しています。ウクレレは、サイズが大きくなるとウクレレらしい、カラカラした感じがなくなり、ギターの音色に近くなります。楽器屋で見かけたら、ちょっと触ってみてはいかがでしょうか。