グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




平成26年8月 夏号


看護管理者の視点で「医療・看護の質」と「経営」について考える

 マネジメントとは、経営目標を達成するためにヒト・モノ・カネ・情報・時間などを資源として、それらを効率的・経済的に活用することだと謳われています。とりわけ医療においてその実践は、「経営」という広い枠組みの中で「質の高い医療の提供」と「経営効率」の両立という、難しい課題を抱えて行われています。現状に満足することなく「質の向上」を目指すことには、組織の存続がかかっており、「質が良い」とは顧客である患者様に受け入れられる必須の条件です。つまり、医療の質を保証することなしには、患者様から信頼を得ることはできません。
一方、最近の動向として、構造改革政策の中で医療機関の株式会社化(医療経営への民間参入)の是非が激しく議論されています。国全体が規制緩和の方向に動きつつあり、自由診療と保険診療の混合(健康保険によらない自由診療)も認めるべきだとする主張もあります。
 医療に自由市場の原理を持ち込むとすれば、看護の仕事も決して聖域ではなくなり、激しい競争にしのぎを削ることになります。今の時代において、経営・経済の知識は看護管理者にとって不可欠のものであり、看護部長はもちろんのこと、看護師長などの各看護単位の管理者も財政情報に注意を払わなければなりません。
看護管理者が経済を理解するためには、国の社会保障制度、そして診療報酬や介護報酬といった保険給付のしくみをある程度知っておく必要がありますが、制度にこだわるあまり、患者様や看護者を見失っては元も子もありません。そもそも制度は患者様や看護者のために上手に使いこなすものであり、その制度の意図や意味を読み取り、「私達はどういう看護をしたいのか」「患者様・利用者はどういう看護を求めているのか」を自問自答しながら舵取りをすべきです。そのためには、患者様へ質の高い看護を提供する手段として、制度やお金をどうしたらいいか、というベッドサイドからの視点がかかせません。
 現状の医療政策の流れを見ると、日本の医療界は将来、急性期病院の病床数が過剰供給になるという理由から、病床削減と地域・在宅ケア重視の方向に向かうと考えられています。もちろん精神科医療も例外ではありません。今それぞれの病院は、進むべき方向性を明確にし、特徴ある病院づくりをすることが求められています。どうやって医療の水準を向上させ、同時に経営的にも安定させ、患者様に安心・満足して頂ける病院になるのか、が喫緊の課題として掲げられる時代となりました。
 さて私は3月半ばより看護部長という大役を頂き、周囲の方々に助けて頂きながら日々職務に励んでいます。思えば半年前、看護部長職に就かないかというお話を頂いた時、今の自分の力では100人以上の部下を持つ職務に就くことなどできないと考え、病院に頼み込んで認定看護管理者研修を受講させて頂きました。そこで学んだことのひとつに、「経営の安定」と「医療・看護の質向上」は、けして相反するものではないという考え方がありました。
とりわけ人材確保は看護の質向上への第一歩です。無駄を省きリスクを抑え効率的に運営する等の経営戦略に加え、雇用した人材の育成により入職者定着率が高まると、マンパワーアップで職場にゆとりが生まれ、質の高いケアが提供されやすくなります。おのずと患者様の評価は高まり、病院を利用して頂く機会が増え、それは病院経営の安定へと繋がっていきます。経営の安定は、さらなる人材確保・人材育成への投資を可能にするとともに、職員の人事・賃金制度改善を可能にします。また、トップマネージャーおよび現場の管理職が働きやすい職場環境を整えることにより、職員間に円滑な協力関係が生まれ、患者様が安心・満足して治療に専念できる療養環境が整います。患者様のリカバリーの様子から職員一人ひとりが看護部理念「安心」の実現を実感できるようになれば、職員のモチベーションはアップし、組織力が強化されます。このプラスのサイクルを誰もが目に見える形にして循環させることで、「質の高い医療の提供」と「経営効率」の両立は実現できるのではないかと考えています。

病院機能の紹介 ~総務課~

 様々な専門職が集まる病院の中で、裏方作業や他に分類できないような業務を請け負っているのが総務課です。

【溝口病院における総務課の仕事】
 総務の仕事は実に雑多ですが、主には経理・人事・庶務などに分けられます。当院では明確に部署を分けることはせず、総務課の職員全員で業務を分担しています。

≪経理≫
 現預金の出納管理
 会計事務所とともに予算作成や決算処理などにも携わります。

≪人事≫
 職員採用や人員配置などの要員計画
 勤怠管理や給与計算、社会保険の加入・脱退等手続き対応
 教育研修の企画や定期健康診断の実施なども行います。

≪庶務≫
 備品の在庫管理や建物・設備のメンテナンス
 忘年会などのイベント企画・運営
 防災対策や省エネといった社内環境の整備
 業務年報や広報誌の発行、ホームページの管理・更新にも関わります。

 以上のように、総務課では地味でありながらも病院の運営に関わる重要な仕事を多く受け持っています。組織の潤滑油として、病院運営が円滑に進むよう日々努めています。

七夕祭り

 1病棟では病棟レクリエーションで2週をかけて、七夕飾りの制作・飾り付けを行いました。飾りの制作では患者様と職員が協力して、輪飾りや折り紙を使った切り絵などを制作し、皆さんには短冊に願い事も書いていただきました。1人でいくつかの願い事を書く患者様もいれば、1つに絞って願いを込めている患者様もいて、個性あふれる短冊がたくさんできました。
 七夕飾りを笹に飾り付ける作業も患者様と職員が協力して行いました。飾るところがなくなるくらいの飾りや短冊の数だったため、とても豪華な七夕の笹が完成し、病棟ホールが一気に七夕仕様に変身しました。
 皆さんの願い事が叶いますように・・・☆

新茶祭り

 新茶の季節となり、5月22日茶娘さんによりお茶イベントが3・4病棟にて行われました。茶娘さんからの質問では5月2日は何の日でしょうか?とあり、大きな声で手をあげて『お茶の日』と患者様は答えていました。
 八十八夜の話からはじまりお茶のビタミンの話、虫歯予防の話などいろいろ説明していただきました。“夏も近づく・・・・・♪”と合唱したり、患者様と共に輪になって踊りました。その後は新茶を入れていただき、香り高き一番茶をおかわりする方もいました。患者様からは、おいしかった~と言う声も聞かれ楽しいひと時を過ごしました。

デイケア一泊旅行

 5月21日・22日に箱根へ一泊旅行に行ってきました。小雨がぱらつく中、バスではカラオケで盛り上がり、富士川楽座SAに寄り道をして、1時間ほどで箱根恩賜公園へ到着。雨が降っていた事もあってみんなの気持ちは景色よりお土産・おまんじゅうへ。その後に立ち寄った箱根園・箱根神社でも食欲全開でソフトクリームなどほおばる姿がとても幸せそうでした。
 大涌谷に到着するころ、ようやく晴れ間が広がってきました。頑張って上まで登り、名物の黒たまごを食べ、眼下に広がる景色を堪能!みんなの寿命も7年以上延びたことでしょう(?)ロープウェイではあまりの高さに悲鳴も聞こえましたが、無事地上に降りられほっと一息。豪華な夕食にお腹も心も満たされました。
 一日の疲れは、開放感あふれる露天風呂で癒し、その日は眠りにつきました。(スタッフも含め眠れぬ一夜を過ごされた方もいらっしゃいましたが・・・)2日目は新東名を使い、駿河湾沼津SAに立ち寄って帰院。昼食後に解散となりました。普段ではなかなか見ることのできないみなさんの表情を見ることができ、個人的には明け方からの女子会に参加もでき、貴重な経験となりました。みなさんにとってもこれからの生活の活力になればと思います。

デイケアバレーボールチーム「若葉組」惜しくも初優勝を逃す

 平成26年4月25日に市中央体育館で開催された「第14回精神障害者バレーボール中部地区大会」において若葉組15名の選手達が大健闘。1回戦、準決勝を危なげなく勝ち上がり決勝戦では常連である中部地区最強チームドルフィンズと対戦した。これまでドルフィンズとは何度となく対戦し、1セットは奪えてもまだ一度も勝利したことはなかった。
 ところが今回は様相が違った。練習を積み重ね選手層も厚くなった若葉組は第1セットから強豪相手に一歩も引かず闘う。第1セットを23対25の接戦で落としてもひるまない。ジュースにもつれ込んだ第2セットをなんと27対25で押し切って勝利。その勢いにさしもの相手もプレーの随所にほころびが出始め、最終セットは中盤まで若葉組が押し気味に進めて数ポイントリードする展開となる。この時はコート上の選手達、ベンチにいる者達、当院デイケアの応援団、そして恐らく大会本部席までもが「若葉組初優勝」を現実のものとして強く予感していた。
 だがやはり相手は強かった。じりじりと終盤に追い上げられついには逆転、若葉組は21対25で敗退。優勝と東海北陸ブロック大会への静岡市代表の座をまたしてもドルフィンズに譲る結果となった。やるべき事を全てやりきった選手とベンチは、例え敗れたとはいえ若葉組史上最高の試合をした達成感を胸に抱いて帰路についた。「両チームに実力差はほとんどない。最後に勝敗を決めたのは練習量の差でしょう」とは、閉会式でのバレーボール協会の方の言葉である。

OT一日外出『BBQ』

 7月3日、OTでは一日外出で黒川キャンプ場へBBQに行ってきました。前日からみんなで手分けをし、食材や道具の準備を行っていきました。今までのBBQでは何かしらの道具やら食材を忘れてしまうという大失態をしてきましたが、今回は1つずつ全員でチェックを行っていきました。
 当日は天気が心配されましたが程良い気候で行くことができました。キャンプ場へは当院からバスで1時間程の場所にあり、移動中は車窓から見える風景を楽しみながら季節を感じることができました。キャンプ場へ着くと早速準備をし、火おこしを始めますが、なかなか炭に着火せず悪戦苦闘。煙で目が痛くなりながらも必死にうちわで扇ぎました。
 鉄板も良い具合になり調理スタート。ここからは女性が大活躍。次々と具材を並べ、お肉・野菜・焼きそばを焼いていきます。今回は忘れ物がないから安心と思っていると「フライ返しがない!」と。あれほどチェックをしたのにまたしてもやってしまいました…。しかし、ここは作業療法士の見せ所!厚手のアルミ製銀バットを切ってフライ返しを作ってしまいました。
 出来上がったお肉と焼きそばをお腹一杯食べて満足していると心配していた雨が降ってきてしまい、楽しみにしていた竹林散策が出来なくなってしまいました。急いで片付けをして、雨の中最後にみんなで記念撮影をしてバスへ乗り込みます。帰りのバスの中は行きと違い静かで、みんな夢の中でした。

夏野菜の様子

 入院作業療法の園芸グループでは、現在袋栽培でプチトマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、エダマメを育てています。プチトマト、ナス、キュウリ、エダマメは園芸グループのメンバーさんと収穫、調理を行い、美味しくいただきました。ジャガイモもすくすく成長中なので、今後が楽しみです。

スイカ割り

 7月24日に1病棟のレクリエーションで、スイカ割りをしました。開放感ある中庭で夏の日差しを感じながら皆さん楽しまれていました。患者様とスタッフが一緒になって「右!もう少し左!」などと声をかけ合い、割れた時には歓声と拍手が沸き笑顔が沢山見られました。参加できなかった方も一緒に召し上がっていただき、楽しい夏のひとときを過ごしていただけたかと思います。

楽器のあれこれ

 今回紹介する楽器は、前回のオキハに続いて、変わり種ウクレレです。バンジョーウクレレ、またはウクレレバンジョー呼ばれているようです。これはバンジョーのボディに、ウクレレのネックを付けたものです。バンジョーは5弦のものや6弦のものがありますが、バンジョーウクレレは4弦で、調弦もウクレレと同じです。バンジョーのようにカラカラと乾いた音でなります。あまり一般の楽器店では見かけませんが見かけたら、ちょっと触ってみたらいかがでしょうか。

書道のあれこれ

「今日のお菓子を選ぶように…」

書道の作品といえば、大きな額や立派な軸のイメージですが、
時にはこんな風に小さな作品もいかがでしょうか。
珈琲やお茶のお供に、ほんの小さな幸せ…。
さあ、今日はどれにしましょうね。
わくわくしながら、楽しみましょう。